近代の建築物

テグ(大邱)近代文化通り

テグ(大邱)近代文化通り

テグ(大邱)広域市チュン(中)区

+82-53-661-2000

無料

韓国近代史への時間旅行

    韓国近代の歴史は、まさに激動の時代でした。当時多くの人々の暮らしの名残や記憶が残る近代建築物は、依然として大邱(テグ)近代文化通りの至る所で人々と現代の時を積み重ねながら、過去の物語を伝えています。約100年前、当時の人が建築を通じて実現しようとした理想と現実に向き合ってみると、今の私たちが求めている建築と人生の価値について振り返ることができます。

宣教師住宅
    大邱地域初の洋風建物は、約100年前にキリスト教の宣教師が現在の青羅丘の上に建てた住宅です。レンガ構造のエキゾチックな外観の2階建て住宅が丘の高い場所に何軒も並び、当時多くの人々の憧れの的だったといいます。特に、赤レンガの上に韓屋の瓦屋根をのせたユニークな外観から、韓国文化に馴染もうとした当時の宣教師の努力が伺えます。夏になるとこの住宅は青いツタに覆われたため、当時の人たちはここを「青いツタの丘」という意味の「青蘿丘」と呼び始めました。「青蘿丘」は、韓国人が愛する美しい歌曲の歌詞にも登場し、今でも多くの人々の間で知られています。

桂山カトリック教会
    韓国ではあまり見られない、正面から双塔の見えるゴシック様式のカトリック教会です。平面構成は典型的なゴシック様式ながらも、構造や細かな建築様式はロマネスク様式に近いユニークな建物です。全体的に赤レンガが使われ、部分的に灰色の異型のレンガを用いることで、視覚的な効果を生むと同時に構造的な美を与えました。ステンドグラスには韓国人初の神父、金大健(1821~1846)をはじめとした殉教者の姿が描かれ、空間全体に厳かな雰囲気を与えます。また、正面出入口の上にある大きな円形のバラ窓と建物の側面にあるバラ窓は、カトリック教会の敬けんな雰囲気とともに美しさを感じさせます。

大邱近代歴史館
    日帝強占期(1910~1945)に大邱の中心地だった布政洞にある大邱近代歴史館は、植民地だった朝鮮の産業を復興させるために日本が建てた「朝鮮殖産銀行」の大邱支店社屋でした。1932年に完工したこの建物は、ルネサンス様式の建築形態が原形通りによく保存されています。全体的に装飾を排除したシンプルな形ですが、部分的には装飾的なディテールがあり、約100年が経った今でも古風な趣が感じられます。

  • sitemap01
  • sitemap02
  • sitemap03
  • sitemap04
  • sitemap05
  • sitemap06
  • sitemap07
  • sitemap08
  • sitemap09
  • sitemap10
  • sitemap11
  • sitemap12
  • sitemap13
  • sitemap14
  • sitemap15
  • sitemap16
  • sitemap17
  • sitemap18
  • sitemap19
  • sitemap20
  • sitemap21
  • sitemap22
  • sitemap23
  • sitemap24
  • sitemap25
  • sitemap26
  • sitemap27
  • sitemap28
  • sitemap29
  • sitemap29